「S から始まるコマンド」の記事一覧
SCALE(尺度変更)-3
前回はオートキャド(AutoCAD)の「SCALE」コマンドの概要と操作手順についてお話をしてきました。
オートキャド(AutoCAD)を使って図面を作図する際には、オブジェクトを拡大・縮小するこのコマンドは結構使うことになるはずですので、ここでしっかりと手順を覚えておきましょう。
通常の操作手順についてはこれで説明が終わった訳ですが、実は「SCALE」コマンドにはもうひとつの操作方法があります。
実は…とか言う程秘密の方法ではありませんが、今回はそのあたりの操作方法についてお話ししていこうかと思います。
SCALE(尺度変更)-2
前回はオートキャド(AutoCAD)の「SCALE」コマンドの概要と操作手順についてお話しをしてきました。
操作手順の説明がまだ途中ですから、今回はその続きからお話しをすることにしましょう。
SCALE(尺度変更)-1
■概要
SCALE(尺度変更)コマンドは、オートキャド(AutoCAD)のオブジェクト尺度を変更するコマンドです。
「尺度を変更する」という表現はかなり分かりにくいですよね。
オートキャド(AutoCAD)のヘルプではこうした表現になっていますが、もう少し親切な表現をして欲しいものです。
「尺度を変更する」というのは、要するに「オブジェクトの拡大・縮小をする」ということです。
オートキャド(AutoCAD)を使って図面を作図していると、オブジェクトの大きさを変える機会は結構あります。
ですから、当然この「SCALE」コマンドもよく使うようになるコマンドだと言えるでしょう。
という訳で、これから「SCALE」の操作方法を順番に説明していきます。
SNAP(スナップ)-3
前回はオートキャド(AutoCAD)の設定として「SNAP」コマンドの概要とその設定方法について、途中まで説明をしてきました。
「SNAP」コマンドの細かい設定について、何となく分かってきたでしょうか。
今回で「SNAP」コマンドの解説は終わりになりますので、残りの機能と最終まとめ、及び関連コマンドについてお話しをしていきましょう。
SNAP(スナップ)-2
前回はオートキャド(AutoCAD)の設定として「SNAP」コマンドの概要とその設定方法について、途中まで説明をしてきました。
前回までのお話しで、SNAPがどんな設定なのかという部分と、基本的な設定方法については掴めてきたと思います。
今回はその続きとして、もう少し進んだ設定についてお話しをしていくことにします。「進んだ設定」と言っても、それほど難しい話ではないので気楽にいきましょう。
SNAP(スナップ)-1
■概要
このコマンドは、オートキャド(AutoCAD)で図面を作図する際に、カーソルの位置によって選択されるポイントを決められた間隔に設定する機能をもっています。
…すいません。かなり分かりにくい表現をしてしまいましたので、もう少し分かりやすく、長めに説明をやり直しますね。
オートキャド(AutoCAD)のカーソルは、マウスの動きに合わせて自由自在に動きます。
これは当たり前の話ではありますが、まずはこれを前提にして話は進めていきます。
カーソルが自由に動くからこそ、細かい図面を自在に作図することが出来る訳です。
でも、作図するものの種類によっては「決められた間隔」にカーソルの動きが限定される方が便利な場合もあります。
例えば、910mmのピッチを守って作図をしたい場合などです。こうした場合には、この「SNAP」機能が有効になってきます。
使用方法と使うタイミングを掴み、この機能を有効に活用していきましょう。
SELECT(オブジェクト選択)
■概要
線や円などのオブジェクトを選択するコマンドです。
オートキャド(AutoCAD)を使って作図をする際には、どのオブジェクトを移動あるいは消去をするかなど、オブジェクトを選択する場面が色々と発生します。
ですから、オブジェクトをどの様に選択するのかという手段については、操作の効率を考える上でかなり重要だと言えるでしょう。
ただ、この「SELECT」というコマンド、何か他のコマンドとセットでなければ全然使えません。
オブジェクトを選択するコマンドである訳ですから、選択した後で何をするのか、という部分がこのコマンドにはないんですね。
なので、このコマンドの活用方法と言うよりも、もっと根本的な部分であるオブジェクトの選択方法について覚えておいた方が良いでしょう。