-INSERT(ブロック挿入)-3
さて…。
前回までで、オートキャド(AutoCAD)のブロック挿入コマンド「-INSERT」について、その概要と手順の説明が終わりました。
今回はまとめとして、「-INSERT」が存在する意味について、そしてそれに関連するコマンドについてお話しをしていきます。
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さて…。
前回までで、オートキャド(AutoCAD)のブロック挿入コマンド「-INSERT」について、その概要と手順の説明が終わりました。
今回はまとめとして、「-INSERT」が存在する意味について、そしてそれに関連するコマンドについてお話しをしていきます。
前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドとして「-INSERT」コマンドの概要をお話ししました。
また、その操作手順を途中まで説明しましたので、今回はその続きをお話ししたいと思います。
■概要
-INSERT(ブロック挿入)コマンドは、基本的な機能はINSERT(ブロック挿入)と同じくブロック挿入の機能を持っています。
同じ機能を持っているにも関わらず、どうしてわざわざ別のコマンドがあるのでしょうか。
理由は割と簡単で、ブロックを挿入するまでの手順が違う、というシンプルなものです。
オートキャド(AutoCAD)の基本的なお約束として、ダイアログBOXが表示されるコマンドの頭に「-」をつけると、ダイアログBOXを表示させないで同じコマンドを実行することが出来るというルールがあります。
さらっと簡単に書いてしまいましたが、これは非常に便利な機能ですのでしっかり覚えておくことをお勧めします。
オートキャド(AutoCAD)は分かりにくいとよく言われますが、こうした細かい配慮を見ると、そんなに不便なCADではないのではないかと思ってしまいます。
もちろんそれはオートキャド(AutoCAD)に慣れた人間からみたひいき目かも知れませんが…。
前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドであるINSERT(ブロック挿入)の各項目について説明をしました。
ただし、設定についての知識があるだけでは不完全ですから、今回はその続きとして、実際にブロックを挿入してみることにしましょう。
前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドであるINSERT(ブロック挿入)の操作手順として、ブロック名を指定するところまでお話しが進んできました。
今回はその続きと言うことで、選択したブロックを画面上にどの様に配置するかの設定を行います。
設定を行うと言いながら、実際には画面上で指定することの方が多いのですが、まあとりあえずやってみましょうか。
前回はオートキャド(AutoCAD)のINSERT(ブロック挿入)コマンドについてお話しをする前に、「ブロックとは何か?」についてお話しをしてきました。
複雑な図形をブロックにすることによって、オブジェクトの選択をスムーズに行うという目的があるという内容の話でしたが、ブロックの利点はこれだけではありません。
今回はブロックの便利な点について、もう少し進んだお話しをしていきたいと思います。
■概要
INSERT(ブロック挿入)コマンドは、オートキャド(AutoCAD)の図面内にブロックを挿入するコマンドです。
コマンド名をそのまま読んだだけみたいな説明になってしまいましたが、概要は本当にそんな感じになります。
ただ、これだけでは今ひとつ分かりにくいので、少し詳しく説明をしていきますね。
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