「W」で始まるコマンド



WBLOCK(ブロック書き出し)-1

■概要

WBLOCK(ブロック書き出し)コマンドは、オートキャド(AutoCAD)のオブジェクトをブロックとしてファイルに書き出す機能を持っています。

これはBLOCK(ブロック登録)コマンドによく似ている機能ですので、用途にあわせて両方覚えておきたいところです。

という訳で、まずはBLOCKコマンドとの違いと一緒に、WBLOCKコマンドの特徴についてお話しをしていきましょう。




WBLOCK(ブロック書き出し)-2

前回はオートキャド(AutoCAD)のブロックをファイルとして書き出すコマンド「WBLOCK」の概要についてお話をしました。

ファイルとしてオブジェクトを登録しておく理由としては、どんな図面を作図している時にでもブロックを呼び出すことが出来るようにする為でした。

今回は、登録したブロックをいつでも呼び出すことが出来るようにする為に、ファイルを保存するフォルダの場所を設定することにします。




WBLOCK(ブロック書き出し)-3

前回は、ブロックとして書き出したファイルを保存しておくフォルダを作成する手順についてお話しをしました。

場所はどこでも構わないのですが、とにかくブロックデータをひとつにまとめておく方が分かりやすくて良いのではないでしょうか。

ただし、フォルダを作成してデータの保存場所を確保しただけでは、やや説明が不足しています。

という訳で、今回はそのフォルダをオートキャド(AutoCAD)に認識してもらう設定についてお話しします。




WBLOCK(ブロック書き出し)-4

前回はWBLOCKコマンドを使って作成したファイルを、オートキャド(AutoCAD)を操作している時にすぐ呼び出すことが出来るような設定を行いました。

ブロックとして登録しておいたファイルを保存しておくフォルダを、オートキャド(AutoCAD)側が認識するように、という設定ですね。


サポートファイルの検索パス


説明した通りに設定していった場合、上図のような状態になっていれば設定はOKです。

これを行うことによって、オートキャド(AutoCAD)でブロックの呼び出しが非常にスムーズになるはずですので、ぜひ試してみて頂きたいと思います。

とは言え、前回お話しした設定だけではブロックを自由自在に使うことは出来ませんので、もう少しブロックに関するお話しを進めていきたいと思います。




WBLOCK(ブロック書き出し)-5

さて。

前回から「ブロックを使う理由」について考えてきましたが、いかがでしょうか。

オートキャド(AutoCAD)はあくまでも作図をする為のツールですし、そのツールにはたくさんの機能が搭載されています。

その中でどんな機能を使っていくのか。

これはもうオートキャド(AutoCAD)を使っている作図者として、腕の見せどころではないかと私は思っています。

その為に、このWBLOCK(ブロック書き出し)というコマンドは、作図の場面とその使いどころによっては大きな助けになることでしょう。

という訳で、今回はWBLOCKコマンドの具体的な操作方法についてお話しをしていきたいと思います。




WBLOCK(ブロック書き出し)-6

前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドであるWBLOCK(ブロック書き出し)を行う前に、どんなオブジェクトをブロックとして書き出すかについて考えてみました。

よく使う図形であり、なおかつこれ以上編集する必要のないものをブロックにする。

この基本的な考え方を守りつつ、今度は実際にそのオブジェクトをブロックとして書き出してみることにします。




WBLOCK(ブロック書き出し)-7

前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドであるWBLOCK(ブロック書き出し)の手順として、コマンドの開始と挿入基点の指定についてお話しをしました。

今回はその次のステップとして、オブジェクトの指定についてお話しをしたいと思います。




WBLOCK(ブロック書き出し)-8

前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドであるWBLOCK(ブロック書き出し)の操作手順についてお話しをしてきました。

ブロックとして書き出すオブジェクトを選択して、そのオブジェクトをブロック書き出しした後の処理として「保持」について説明しましたので、今回はその続きです。

ブロック書き出しをした後で、選択したオブジェクトをどうするのかは、図面を作図する作業の中で結構重要なポイントですから、一通りの選択肢を覚えておくことをお勧めします。




WBLOCK(ブロック書き出し)-9

前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドであるWBLOCK(ブロック書き出し)の操作手順についてお話しをしてきました。

ブロックとしてオブジェクトをファイルに書き出した後で、そのオブジェクトをどのように処理をするのかについて説明をしてきた訳です。

「これがベスト」という設定はありませんので、作図の流れで一番良いと思う設定を選択していきましょう。




WBLOCK(ブロック書き出し)-10

さて。

今まで結構な時間をかけてWBLOCKの操作手順について説明をしてきた訳ですが、ここまでで大体のお話が終わりました。

書いている私自身が長く感じてしまいましたが、じっくりと読んできた方ならば、やはり長かったのではないでしょうか。

今までの話で設定もほとんど終わりましたので、今回は最後に確認をしてから実際にブロックを書き出してみることにします。




WBLOCK(ブロック書き出し)-11

オートキャド(AutoCAD)が持っている機能のひとつである「ブロック書き出し」の操作方法について、今まで時間をかけてお話しをしてきました。

コマンドの考え方から操作方法までの作業については、これで一通り説明が終わったと思います。

後は他のコマンドと同じく、作図作業の中で繰り返し使用していくことによって、その操作スピードと精度を磨いていくことになります。

何度も同じ操作を繰り返すことによって、慣れによって作図がスムーズになることと、手順に不便を感じることによってもう少し効率の良い作業を探すようになること。

これが練習で繰り返し作業をすることの効果です。地味な作業かも知れませんが、作図スピードを早くする為には避けて通れないものではないでしょうか。

そうした繰り返し作業をしていると気が付くことだとは思いますが、今回は書き出すブロックの名前についてもう少し深く考えてみたいと思います。




WBLOCK(ブロック書き出し)-12

前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドをスムーズに使いこなす為の話をしました。

ダイアログBOXは便利ですし分かりやすいのですが、作図スピードを求めていくと邪魔になる場合もある、ということですね。

作業の効率化を突き詰めていくと、時には分かりやすい機能までそぎ落としていく必要が出てくるんです。

どちらを選択するかは作図者の自由ではありますが、スピード重視の考え方をしていくと、きっと同じような結論に至ると思います。

また、これは全てのコマンドに共通して言えることでもあります。

ですから、ダイアログBOXが省略出来そうなコマンドがあれば、私は多分その都度こうした話をしていくでしょう。

今回のはブロック挿入コマンドを効率よく行う為に、WBLOCK(ブロック書き出し)の段階から出来ることについてお話しをしていきたいと思います。




WBLOCK(ブロック書き出し)-13

前回はダイアログBOXを表示させないでブロック挿入を行う為に、書き出すファイル名を短く簡潔にすることをお勧めしてきました。

でも、お勧めしただけではやや無責任かも知れませんね。

ダイアログBOXを表示させないで操作を行うことで、どれくらい作図手間が少なくなるのかを少しでも知って頂けるように、今回は簡単な例を示したみたいと思います。




WBLOCK(ブロック書き出し)-14

前回は、ダイアログBOXを表示させないでブロック挿入をすることが、どれだけ効率的なのかについてお話しをしました。

実際の操作手順についても書きましたので、手間の少なさもある程度は伝わったのではないかと思います。

ダイアログBOXを表示させないで作業をすることのメリットが、少しでも分かって頂ければ嬉しいです。

ただ、この手順は基本的に「分かりやすい手順を省略しつつ効率を良くしていく」という考え方ですから、欠点がない訳ではありません。

という訳で、今回はダイアログBOXを表示しないでブロック挿入を行うことのデメリットについて考えていきたいと思います。




WBLOCK(ブロック書き出し)-15

前回はオートキャド(AutoCAD)のブロックという機能を使う際に、短くて簡単なブロック名を使うことのデメリットについてお話しをしました。

短い名前だけに、頭の中で管理していくのが結構難しい部分がありますから、数を絞って管理していくのもひとつの手ではないかと思います。

また、ファイル名が短いということで、オートキャド(AutoCAD)の作図にもうひとつ支障が出てくる場合があります。

便利に機能を使う為には、その欠点も知っておく必要がありますから、今回はそのあたりの話をしていきます。




WBLOCK(ブロック書き出し)-16

今回は、前回お話しした通り、ブロック名の重なりについて実例を出して説明していきたいと思います。

割と情けない話ではありますが、何かしら教訓になるものがあれば嬉しいです。