WBLOCK(ブロック書き出し)-6
前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドであるWBLOCK(ブロック書き出し)を行う前に、どんなオブジェクトをブロックとして書き出すかについて考えてみました。
よく使う図形であり、なおかつこれ以上編集する必要のないものをブロックにする。
この基本的な考え方を守りつつ、今度は実際にそのオブジェクトをブロックとして書き出してみることにします。
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前回はオートキャド(AutoCAD)のコマンドであるWBLOCK(ブロック書き出し)を行う前に、どんなオブジェクトをブロックとして書き出すかについて考えてみました。
よく使う図形であり、なおかつこれ以上編集する必要のないものをブロックにする。
この基本的な考え方を守りつつ、今度は実際にそのオブジェクトをブロックとして書き出してみることにします。
さて。
前回から「ブロックを使う理由」について考えてきましたが、いかがでしょうか。
オートキャド(AutoCAD)はあくまでも作図をする為のツールですし、そのツールにはたくさんの機能が搭載されています。
その中でどんな機能を使っていくのか。
これはもうオートキャド(AutoCAD)を使っている作図者として、腕の見せどころではないかと私は思っています。
その為に、このWBLOCK(ブロック書き出し)というコマンドは、作図の場面とその使いどころによっては大きな助けになることでしょう。
という訳で、今回はWBLOCKコマンドの具体的な操作方法についてお話しをしていきたいと思います。
前回はWBLOCKコマンドを使って作成したファイルを、オートキャド(AutoCAD)を操作している時にすぐ呼び出すことが出来るような設定を行いました。
ブロックとして登録しておいたファイルを保存しておくフォルダを、オートキャド(AutoCAD)側が認識するように、という設定ですね。
説明した通りに設定していった場合、上図のような状態になっていれば設定はOKです。
これを行うことによって、オートキャド(AutoCAD)でブロックの呼び出しが非常にスムーズになるはずですので、ぜひ試してみて頂きたいと思います。
とは言え、前回お話しした設定だけではブロックを自由自在に使うことは出来ませんので、もう少しブロックに関するお話しを進めていきたいと思います。
前回は、ブロックとして書き出したファイルを保存しておくフォルダを作成する手順についてお話しをしました。
場所はどこでも構わないのですが、とにかくブロックデータをひとつにまとめておく方が分かりやすくて良いのではないでしょうか。
ただし、フォルダを作成してデータの保存場所を確保しただけでは、やや説明が不足しています。
という訳で、今回はそのフォルダをオートキャド(AutoCAD)に認識してもらう設定についてお話しします。
前回はオートキャド(AutoCAD)のブロックをファイルとして書き出すコマンド「WBLOCK」の概要についてお話をしました。
ファイルとしてオブジェクトを登録しておく理由としては、どんな図面を作図している時にでもブロックを呼び出すことが出来るようにする為でした。
今回は、登録したブロックをいつでも呼び出すことが出来るようにする為に、ファイルを保存するフォルダの場所を設定することにします。
■概要
WBLOCK(ブロック書き出し)コマンドは、オートキャド(AutoCAD)のオブジェクトをブロックとしてファイルに書き出す機能を持っています。
これはBLOCK(ブロック登録)コマンドによく似ている機能ですので、用途にあわせて両方覚えておきたいところです。
という訳で、まずはBLOCKコマンドとの違いと一緒に、WBLOCKコマンドの特徴についてお話しをしていきましょう。
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