オートキャド(AutoCAD)には非常にたくさんのコマンドが用意されていますが、その中には「Y」で始まるコマンドが存在しません。
これは以前「K」で始まるコマンドでもお話ししましたが、結構意外なことだと思います。
基本的にオートキャド(AutoCAD)のコマンドは、持っている機能の英単語がそのままコマンド名になっていることが多いです。
例えば「複写」が「COPY」であったり、「移動」が「MOVE」であったりと、例を挙げていけばキリがないくらいです。
でも、どうやらオートキャド(AutoCAD)の機能を表す英単語に、「Y」で始まるものはないみたいです。
では、「Y」で始まる英単語にはどんなものがあるの?と聞かれると困ってしまいますが…。
まあ少なくともオートキャド(AutoCAD)のコマンドには存在しない、ということですね。
■短縮コマンドへの割り当て
先程もお話ししましたが、たくさんあるオートキャド(AutoCAD)のコマンドの中に、「Y」で始まるコマンドはありません。
ですが、短縮コマンドには何かしらのコマンドを割り当てておくことをお勧めしておきます。
キーの「押しやすさ」的に考えると、やや微妙な位置にあるキーではありますが、割り当てておけば結構使うことになるはずです。
コマンドの頭文字とは違ってきますので、慣れるまでに少し時間がかかってしまいますが、慣れてしまえば何の問題もありませんから、積極的に使っていきましょう。
ただ、私も「Y」をオートキャド(AutoCAD)の短縮コマンドとして使用しているのですが、じっくりと見直してみるとあまり効果的に使っていない感じでした。
こうした説明をしていると、自分で「おっ」と思うような新しい気づきがあったりするのですが、今回もそんなことになったみたいです。
ですので、ここではどんなコマンドに割り当てていたかを書かないことにしますが、どんなコマンドを「Y」に割り当てるかはじっくりと考えてみることをお勧めします。