■概要
テキストスクリーンを表示させるコマンドです。
「テキストスクリーンって何？」と思う方もいると思いますが、今まで使用してきたコマンドの流れが表示されているウィンドウのことです。
オートキャド（ＡｕｔｏＣＡＤ）のコマンドとして、直接的に図面を作図したりオブジェクトを編集したりするコマンドではありませんが、これはこれで重要な役割を果たしています。
使用頻度は「そこそこ」といった感じですが、あえて短縮コマンドに割り当てる必要はありません。
■操作の手順
①コマンドの開始
コマンド待ちの状態であることを確認し、ＴＥＸＴＳＣＲコマンドを実行します。
②テキストスクリーンの表示
コマンドを実行すると、テキストスクリーンが表示されます。しつこいかも知れませんが、もう一度図示しておきましょうか。
③コマンドの完了
テキストスクリーンが表示されると、コマンドは完了です。
「これだけ？」という声が聞こえてきそうですが、これだけです。だって、テキストスクリーンを表示させるコマンドなんですから、表示されればコマンドは完了ですよね。
④もっと楽な方法
ただ、このコマンドを実行しても、テキストスクリーンの表示を隠すことは出来ません。ＴＥＸＴＳＣＲは表示専門なんです。
これは微妙に不便ではありますが、もっと楽な方法もあります。
ショートカットキーの「Ｆ２」キーを押すと、テキストスクリーンの表示・非表示を切り替えることが出来ます。
長々とコマンドを入力するよりも、遙かに楽な方法ですので、ぜひとも試してみて頂きたいと思います。
■関連コマンド
このコマンドは非常に特殊なコマンドですから、関連コマンドというのはありません。
今まで使ってきたコマンドの履歴を見るというは、あまりなさそうなことだと思うかも知れませんが、実際には結構あります。
少なくとも私は結構使いますので、オートキャド（ＡｕｔｏＣＡＤ）の作図作業として改めて紹介をしました。